« 2009年2月 | トップページ | 2010年1月 »

2009年8月

2009年8月23日 (日)

ヱリカ様に「立って下さい」と言われ隊(うみねこのなく頃に散 Ep5ネタバレ)

今回もすげえぇぇ。毎回違う切り口ですげぇ。ぱねぇ。
もう解かせる気まんまんなのが悪意と共にびしびし伝わってくる。ぜんぜん解けないけどね!



そこにうみねこがあるというだけでこの程度の考察(以下略

今回はすごい進展。ノックス十戒の登場でゲーム盤がかなり限定的なものに・・・じゃないよねコレ。今回の内容から言えることってつまり、「ノックス十戒にひっかからなければ、どんなに事実(笑)と違う物語を見せてもいい」ってことじゃないの?

いやいや、これまでだって魔法描写とかで事実と明らかに違うこと書いてあったじゃんって話になるかもしれないけど、そうじゃない。
魔法描写どころか、ありとあらゆる描写がデタラメでもいいということ。
象徴的なのが、戦人が3階から飛び降りたシーン。文中にはっきりと「3階から飛び降り」と書いてあるのに、後からわざわざヱリカが「雨どいなどを伝い・・・下りた」と【推理】しないとデタラメのまま話が進んでいってしまってたよ。ということを表してる。
この解釈を広げていくと、例えば、深夜の親族会議で食堂にいた全員がノックの音を聞き、扉の下に封筒を発見した。
ということだって、
全員ノックの音を誤認しない赤で書かれているけど、ノックの音を聞いたとは赤で書かれていないのでノック音はなかったと解釈が可能。
また、誰も封筒を置いていないけど、そもそも置かれたはずの封筒なんて最初から存在してなかった(その後の封筒に関するやり取りも実際はなかった)という解釈が可能。
つまり、
実際は誰もノックの音など聞いておらず、封筒も存在していませんでした。
という推理が可能に。
これは・・・あまりに無法。この場合、ノックと封筒が描写されてるにもかかわらず、実際はそのどちらも存在せず、さらにそれを確定するために延々と言葉遊びを繰り返さないといけない。仮にノックと封筒の描写に矛盾しないトリックが用意されていたとしても、もともとの可能性の幅が広すぎるし、最悪「なんにもありませんでしたwww」というオチもありえるので推理もへったくれもない。

さらにさらに拡大解釈すれば「1日目の昼食から楽しく談笑、その後もお茶を飲みながらのんびり過ごし、2日目の23時59分になったら突然13人の死体が発見されました」という物語も適当な伏線が撒いてあれば可能。
とか言っておいて、実際は「夏妃の好きな季節」のトリック(季節を書いたカードを一つずつ部屋の4箇所にあらかじめ仕込んでおく)みたいに簡単にきっちり説明できちゃったら恥ずかしい><

つまりゲーム盤はどんなゲーム?
→デタラメに書かれた物語の中から伏線(笑)を見つけ出して全く別の「正解」が出るまで青を連発するゲーム(誰も死んでない可能性もありえる)
→探偵不在なのでノックス十戒に引っかからなければどんなにデタラメでもいい。

どうしてデタラメでもいいの?
→「ノックス第9条。観測者は自分の判断・解釈を主張することができる。の拡大解釈。判断と解釈をどんどん広げていけば、無かったことはあったことにできるし、魔法もアリ。

探偵不在って?
→「ノックス第7条。探偵が犯人であることを禁ず。」があるため探偵による拡大解釈(デタラメ描写)は限りなくNGだけど、そもそもゲーム盤のシナリオはボトルに詰め込まれた真里亜の手紙に書かれていたもの。
①この手紙の内容が真実であるなら、その中に描かれた真里亜と手紙の筆者の性格がかけ離れているため別人であるとわかる。つまり筆者は名前を偽っている。
②手紙の筆者が本当に真里亜であるなら、その中に描かれた真里亜の言動は本人とかけ離れているためデタラメであることがわかる。
すなわち
、①でも②でも出来事あるいは名前のいずれかを偽っているので、ゲーム盤のシナリオは最初から最後まで(デタラメな)解釈を主張できる「観測者」によるものだと示されている。探偵」は一切出てこない。


その他の事柄

碑文の謎
全然わからない。「懐かしき故郷」からいきなりわからない。どうも外国くさいけど・・・

今回はどこがゲーム盤への冒涜なのか
おそらくゲーム盤の本来の目的はニンゲンの犯人を暴くことによって戦人に何かを気付いてもらうこと。ただし今回はニンゲンの犯人を暴くという勝利条件のみを追及し、犯人をでっち上げたのが冒涜なのかと思う。

島の人数
ヱリカが加わって19人。これって赤で言ってたっけ?
そもそも前回、島の人数は18人だけど金蔵はすでに死んでいる(つまり人物Xが紛れ込んでる)って明かされなかったっけ?人物Xの謎って解決したっけ?今回はそれをスルーして話を進めてる??

凶器
これまでは「悪魔の証明」により殺人方法は明示しなくてもを使うことができた。
しかし今回から「ノックス十戒」が赤で語られるようになったので殺人方法その他を明示する必要が出てきた。これによってヱリカ側は戦人を追い詰めていたけど、本来ならヱリカ側もその方法を示さなくてはならないはず。
確かに子供部屋の4人を(薬で昏倒させてから)気管ごと切り裂くゴツい得物で首を切っていった。でも説明はつくけど、返り血を一滴も部屋の外に出さずに夏妃は自分の部屋にどうやって帰ったの?って話になるとだんだん苦しくなってくるので意図的に作者にスルーされてるのが見え隠れする。

右代宮家当主の継承
絵羽の戦人プッシュぶりが怪しい。
戦人が碑文を解いたときも当主の指輪が送られたときも何の抵抗もなく戦人を推している。金塊の自分の取り分25億で十分だと思ったのか。そんなはずはない。
金塊が実際に見つかったのだから自分達に最低必要な額(数億)を掠め取るくらいどうにでもなるはず。だから金塊と当主は別々に考えて(最終的には右代宮の財産を独り占めするために)戦人の当主継承にはケチをつけ始めそうなものだけど・・・

魔女、悪魔、家具の正体
これまでの流れから全てに正体が設定されているのは間違いなさそう。言い換えるとこれまでの悪魔や家具による殺人は全部その正体の仕業と読み替えても良さそう。

ベアトリーチェの正体
戦人ってことでいいの?

ワルギリアの正体
熊沢さんなのか?Ep4で蔵臼たちを追いかけてたのこの人なの?おばあちゃん怖いな。

エヴァの正体
エヴァvsベアトは絵羽vs戦人だったということだったの?むしろ絵羽と戦人で15人くらい殺したの?殺しすぎ

ロノウェの正体
源次だとするとEp4で朱志香殺ったのこの人なのか。
でも源次自身も魔法使ってたよなぁ。

ガァプの正体
謎。消去法で南條だきっと。あのエロ悪魔の正体が爺なのか?嫌過ぎる。

七姉妹の正体
は凶器の杭って書いてあった。

シエスタ姉妹の正体
銃器らしい。

山羊さんたちの正体
これ何気に重要だと思う。ちなみにEp5のゲーム盤には出てこないしTIPSにも紹介されていない。
素直に解釈するなら謎の暗殺集団「山狗」ってことになるよね。魔法よりも便利な雑用集団。でも楼座よりケンカ弱い。トリック作りとかいいからゲーム開始直後に標的全員殺しにかかればいいのに。鷹野ならそれでゲーム終了。

今回のラスト
戦人無双。おおよそ前回予想した通りだったのでちょっと嬉しい。
ただ、不可解な部分も多い。
戦人が犯人だったなら本人が今までそれを自覚してないってどういうことなんだろう。犯人であることを偽り、隠していたのではなく「自覚していなかった」。
留弗夫による出生の秘密は知らないふりでも問題ないけど、Ep4ではゲーム盤外で明日夢の子でないことを明かされてショックを受けてた。これも嘘だったら戦人は下衆すぎるので信じるしかない。
ただ、そうすると戦人は自分の出生を知らないまま「19年前の子供」とか言って夏妃を脅してたことになる。おかしい。
これを無理なく説明するには・・・全部デタラメだったことにすればいいんだ(キリッ
ちなみに、
夏妃が犯人でも戦人が犯人でもニンゲンが犯人なんだからベルン側の勝利になるはず。おまけに主役が犯人でしたなんて、かっこいいのかそうでないのかよくわからない。
もしくは戦人が真相に辿り着いて真犯人を知った上で自分を犯人だという青の真実をでっち上げてるなら、これもヱリカと同じゲーム盤の冒涜のような気がする。

早く続きやりたい!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年2月 | トップページ | 2010年1月 »