2010年8月18日 (水)

魔女幻葬 【うみねこのなく頃にEp7ネタバレ】

爆発オチかよっ!!

今回はホワイダニットがテーマだったのだけど、言われれば言われるほど違和感が大きくなっていった。
その違和感は端的に言うと、
 ①やっぱり犯人の動機がよくわからない
 ②そしてその動機は読者が、いや戦人が、ウィルが推理可能な物だったのだろうか
というもの。

→今回の最大の叙述トリックは、動機が最も重要だと語るウィルがベアトの動機を全く推理していないことだと言えるんじゃないだろうか。

動機をベアトに語らせることで強引に話を進めるというのは、動機が推理不可能であることを認めているようなものだし、にもかかわらず他の小話から「ウィルが動機を推理するもの」と錯覚させるのはもはやトリックだと言っていいレベルだと思う。

一応そうなってしまった原因を考えると
 ①事件の推理に「チェス盤理論」を使わせないため。つまり、動機(損得勘定)から犯人を推定させないため。
 ②これまでとは違うタイプの殺人鬼のキャラ付けをしようとした。

ひぐらしの頃から考えると、圭一、詩音、レナ、鷹野の動機は非常に丁寧に描かれており、特に祟殺し編の圭一が鉄平を殺すにまでの切迫さは、もうこれ以外に方法はないと思えるほどだった。
うみねこも縁寿、真理亜が魔女になる過程はとても丁寧だった。
これらのキャラと差別化を図ろうとして訳のわからないことになってしまったのかなぁ。

気になったこと(上と重複あり)

・1986年のベアトリーチェの正体
 今回の話を見ると限りなく紗音なんだけど、何かおかしい。
 ①紗音=ベアトならば、紗音=理音が成り立つはずなんだけど、序盤のベアトの葬式では、紗音と理音が対面している。
  このとき、理御は紗音(ついでに嘉音)の顔と名前を知らなかったのが、同一人物である伏線なんだけど、そもそも同一人物が対面しているのはおかしい。
  紗音と理音の会話は紗音(理音)の脳内妄想でした。で説明できなくはないけど、会話の内容をウィルに突っ込まれてるので妄想説はナシ。
  物語と演出上の都合で顔を合わせるのは仕方なかったのかもしれないけど。。。
 ②ついでに紗音=嘉音ということで、ウィルが紗音に嘉音を呼んでくるように言った時に“待った”が入るんだけど、ウィルはここに来る前にEp6までの棋譜をベルン見せられており、おそらく真相に辿り着いている。
  にもかかわらず、嘉音の正体について知らなかった節があり、このやり取りで確信を得ているようにも見える。おかしい。

・嘉音について
 ①正体は紗音、つまり存在しないはずなのに、周りの人には嘉音として認識され、仕事もやってのける。いないはずなのに色々できる便利すぎる駒。
  でも今回の話から、源次、南條、熊沢とは口裏を合わせることが可能だから、この人たちの前では2人同時に存在することが可能ってことになる。
  つまり、それ以外の人の前で2人同時に存在することはできない。と言いたいところだけど、普通にいろんな人の前で登場しまくってる。

・金塊について
 ①銃撃戦の後、生き残ったのが金蔵とベアトのみとは考えにくいので金蔵が残りを殺して回ったのかなぁ。
  魔女のお茶会で金蔵が金塊の強奪を提案するようなシーンがちらっと出てくるけど、これはたぶん嘘。
  本編の金蔵の回想は観劇者権限で見たものなので、こちらが正しいことになるんだけど、金蔵黒幕説の方がしっくりくる。
 ②本土から人が来るまでにどうやって一人で金塊隠したんだろう。

・金塊の管理について
 ①金塊のありかについて知ってる人が多すぎる。
  初期の18人のうち、金蔵(死んでるけど)、源次、南條、熊沢(おそらく知ってる)、紗音、嘉音。全体の1/3。なんかもう茶番臭が漂う。右代宮以外の人で固められててかわいそう。
  金蔵が必要ない人にまで教えてたというのがおかしい。

・碑文の謎について
 確か礼拝堂が最初に出てきたのがEp2。礼拝堂のレリーフがEp4。そして今回「台湾」というキーワード。
 ヴァンダイン二十則「第1則、手掛り全ての揃わぬ事件を禁ず。」に抵触しないんですか!

・事件と動機について
 ベアト自身の動機は語られている通りだとして、それが読者に共感できるかどうかはどうでもいいんだけど、一連の事件を心を無視せずに考えてみるとどうにも違和感がある。
 ①まず、ベアトの動機である「戦人に忘れられてたから」とそれにより「関係ない人含めて皆殺しにするつもりでした」というのは、どの手掛りからどう推理したら到達できるんだろうか。
  しかも戦人に対する「復讐のためではない」ってEp5で赤で言ってるし、これはひょっとして作者がハードル上げすぎて訳がわからなくなってしまった状態じゃないだろうか。
 ②「魔女のお茶会」に書かれていることが真相だとすると、ベアトは最終的に全員吹き飛ばすつもりだったみたいだけど、あらゆる場合を想定したトリックも考えてるみたいなことを言ってる。
  しかし、ベアトリーチェを名乗って人を殺せば、仮に源次が共犯だったとしても南條や熊沢には簡単に犯人を特定されてしまうはず。犯人がバレているんじゃトリック以前の問題。
 ③源次=ロノウェ、熊沢=ワルギリアだとして、Ep3のベアトとワルギリアの魔法合戦は熊沢が紗音(?)を諌めようとして返り討ちにされたんだろうと納得できる。でもロノウェが朱志香をブッ殺したりするのを見ると、いくら(真の)頭首の命令とはいえ源次がそんなことするんだろうかと疑問がある。
  また、次々と人が殺されてく中で次は自分かも知れないのに源次、熊沢、南條が最後までベアトに義理立てするとは考えにくい
  このメンバーは殺されずに死んだふりの可能性もあるけど、立派な共犯。ここまでするだろうか。動機を考えるほどわからなくなる。
 ④右代宮家の人間が共犯になることはあるのだろうか?
  年長組を懐柔するには買収するしかない。でもそれには金塊を直に見せるのは必須だと思う。でも見せたらほぼ100%殺される。交渉できそうなのは蔵臼夫妻くらいだろうか。
  年少組に殺人の手伝いの交渉をするのは難しそう。譲治は篭絡できそうだけど。
  郷田は買収できそう。
  しかし運命をルーレットに任せたベアトが共犯者を増やすなんて面倒なことするんだろうか??
 ⑤そもそも、基本的にドン臭い紗音が大量殺人できるというのがすごい違和感。共犯者にしたってジジイとババアのはずだし。

・私は、だぁれ・・・・・・?
 ウィルの答えによるなら問答無用で皆殺しにする爆弾のことだろうし、どんなトリック、幻想も猫箱に閉じ込めて成立させる最終兵器だから間違いないんだろうけど、ベアトが戦人に問いたかった一番の謎の答えが本当にこれでいいのか!?

・まとめ
 ①六軒島連続殺人は
  (1)ベアトとその仲間によるもの
    (2)金の件で内ゲバを起こした右代宮家の殺し合い
  (3)上2つの複合
  (4)最後は爆発で全滅
 ②ベアトの動機は推理可能だったのか?
 ③個々のトリックはそれぞれ説明できるかもしれないけど、源次、南條、熊沢の共犯者としてのホワイダニットの手掛りが提示されていたとは思えない。
 

気づいたこと

・鐘音の鍵
 ヤスが自分のマスターキーから予め部屋の鍵を抜いておいて鐘音のロッカーに入れ、鐘音が放ったマスターキーと自分のマスターキーをすり替えれば可能。

・クレルのハラワタ
 魔女のお茶会で、ベルンがクレルの腹を鎌で裂いていたけど、これはラムダの方が適役だったと思う。(ひぐらしの祟殺し編で梨花のハラワタをぶちまけた人つながりで)
 あるいはその腹いせに今度はベルンがやってやったということだろうか。
 過去のパロディとか関係なく、単に作者がハラワタ出すのが好きだっただけかもしれない。

次回いよいよ最終回。
奇跡は絶対起こらないとか言ってるけど、雛見沢大災害よりは六軒島大爆発を発生させないカケラの方が簡単に見つかりそうな気がしないでもない。
あるいは、「ループネタ封じたら過去の惨劇はどうやってもハッピーエンドにならねぇよ!」というひぐらしをボロクソに叩いた連中への復讐が始まるのか!?

とても、、、楽しみです。

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2010年1月 5日 (火)

うみねこのなく頃にEp6やった【ネタバレ】

うみねこのなく頃にEp6やった

いよいよ大詰め。でもますますわけわからないぞ!!

■今回の話は一体何だったのか(気になった点)

・戦人によるゲームの謎
 ①ゲーム中断直前のやりとりを見ていると、戦人は第一の晩を全員死んだふり(狂言殺人)ということにしようとしていたっぽい。でも六軒島連続殺人事件(ゲーム盤)で人が死んでないなんてヌルい脚本が成立するんだろうか。後から辻褄合わせのために殺すつもりだったのか。
 ②当初戦人はヱリカに対し、いつでも探偵権限を使えばいいと言っていた。でも戦人のトリックは「死んだふり」。ヱリカが戦人の検死の際に探偵権限を復活させたいと言い出したらどうするつもりだったんだろう。
 ③今回のゲームで、嘉音はどうも初めからいないかそれに近い存在であるような雰囲気だった。(最後に戦人も「島の人数は17人」と言ってる)それ自体は金蔵と同じで、居ない人が居るように描かれていてももはや問題ないんだけど、なぜ密室に閉じ込められた戦人はその便利な嘉音を上手く使えなかったのか。ゲームマスターが嘉音の正体を知らないはずはないし謎。

・密室のトリック
 よくわからんけど
 ①客室はもうひとつあった。(言葉遊び)
 ②ヱリカがチェーンロックを閉めた(犯人だから)
   →これは赤で否定されまくってたからさすがに無理っぽいけど
 ③序盤のチーズを切る問題の次に出た、コインをコップに分ける問題がヒントっぽい。

・紗音と嘉音の正体
 ①今回の話から一番自然なのは多重人格者説
  だとすると譲治か朱志香が同性と付き合わされたことになるのでかわいそう・・・
 ②嘉音は存在しなかった説
  金蔵と同じで愛があれば視える。
 ↑実際のところ②ならまだいいけど、①だったら最悪だなぁ。②の場合は人数確定できるけど、①は1人とも2人とも言える。今回のラストでヱリカが赤で「18人」と言ったのに戦人は赤で「17人」と言った。つまり両方成り立つってことで、①説がさらに有力。すると今までの人数確定のやりとりが全部茶番になる。ゲロカス。

・真書と偽書の矛盾??
 ①これまで、それぞれのエピソードは別のカケラだと思っていたけど、今回の話によると真書は1つでその他は偽書らしい。つまりEp1が真書だとすると縁寿の出てくる世界では絵羽が生き残ってるからいきなり真書はデタラメってことになる。
 あるいは、Ep3からEp4に物語が続いてる、絵羽が生き残った世界のボトルメッセージ(つまりEp3)こそが真書なのか?それともカケラ世界ではそれぞれのEpが真書になってるのか。そもそも真書が実在するなら、誰か生き残りがいたって考えるのが自然だから縁寿は筆者を探しに行くべきでは?でも、全員分の死体はすでに上がってるんだっけ??

・縁寿の最期
 はわざわざ解説するまでもないような気がするので、Ep4にバラ撒いた謎を回収して欲しかったよう。

・うみねこが完結しない可能性
 ①八城十八が読者をボロクソに言っており、これが作者の本心だとすると、解答編を公表しないんじゃないかと読んでて思った。でも、最後の最後で次回は答え合わせだ、って言ってるし。果たしてEp7はどっちだ!?

・魔法とは
 ①Ep4のときにも思ったんだけど、ひぐらしは「仲間を信じあう、赦しあうことで不幸のジジ抜きをしない」という方法でハッピーエンドになった。そしてそれは、罪(穢れ)を潔癖なまでに排除しようとしてるようにも見えた。これに対してうみねこのエグいこと。魔法(愛)では、いよいよ2人分しか幸せになれないのが濃厚になってきた。でも愛や幸福は赤き真実に比べたら大した問題ではないので、ここまできたら徹底的に救いのない話でもいいような気もする。作者は頭がいいのでどっちでもいいと思ってるような気がする。

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2009年2月22日 (日)

存在しないはずのものが幻想入り

今日は隣駅周辺をフラフラしていました。

ここは時間が止まってしまったかのような場所で何もかも古臭く、見るべきものは何もありません。

そんな場所で見つけた看板。

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有名なあのお店です。
名前自体は辞書にも載ってる単語なので同名のお店かもと思いましたが、
しっかり「ANIME CHARACTER SHOP」と書いてあります。

確かにあのお店は人の来ないような場所に構えてる場合もありましたが、それでもいつも最寄は大きな駅だったはずです。(最近は車でないと行けない埼玉のハイパー僻地にもできたそうですが)

帰って調べてみましたがあの場所に店舗があったという記述は見つけられませんでした。

さすがはアニメの聖地(笑)の埼玉県。面白いものが見つかります。

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2009年1月13日 (火)

魔法での攻撃とは、偶然ライフルの弾が飛んでくることと見つけたり(うみねこのなく頃にEp4ネタバレ)

今回は本編があんな終わり方だったから、戦人とベアトの斬り合いがないままはぐらかされるのか!?と思ったけどちゃんと続きがあってよかった。さらにその後でそれをひっくり返してておいしい。

もう完全に魔女に屈服したので考えるのはやめたけど、気になったこと。

・完全に犯人を当てるのが目的になった。最後にラムダが色々ひっくり返したけど、今さら殺し方なんて関係ないのでやっぱり犯人だぁれに集約されるんだと思う。

・おそらくひぐらしみたいに事件ごとに犯人が違うのでこれからは一つずつ犯人を当てていくことになると思う。

・でも、ひぐらし解みたいに犯人視点で事件を戦人に見せる必然性がベアトにはないので、物語として今後どうやって解を見せていくのか楽しみ。

・今回は碑文の謎解きがあんまり関係なかった。ひぐらしでの「綿流し編」みたいなイレギュラーなんじゃないかと思う。でもどっちかと言えば絵羽が生き残ったEp3の方がイレギュラーなのかなぁ。他の話は微妙に最後に生き残った人がその後どうやって死んだのか書いてないし。3以外は悪魔の脚本発動で全滅?

・そいえば魔法の内容を具体的に他の人に話したのって霧江さんだけ?Ep2でベアトを見たって言ったのも霧江さんだっけ?一番冷静そうな霧江さんが雛見沢症候群とかだとうまい。

「犯人」について
全くわからないけど
二重人格とかにすれば実質1人増えても17人の人数制限に引っかからないし、表の人格が死んだことにすれば容疑者が全員死んでも犯人が動き回れる。嘉音くんと本当の名前の嘉音くんみたいに。

「魔法」について
魔法はそういうものだと言われればそういうことになるんだけど、おそらくこれは完全な正解じゃないと思う。
今回はひぐらしの「祟殺し編」みたいなもので、圭一が鉄平を殺さざるを得ない状況に追い詰められて最終的にオヤシロさまになってしまった(「魔法」が使えるようになった)のに似ていると思う。
「祟殺し編」を読むと、もうああする以外に方法はないと考えてしまうけど、本当の戦い方は「皆殺し編」で提示されるみたいに「魔法」も一人きりで世界と戦うために使うのではなく、みんなで幸せになるために使うものであってほしいなぁ。でないとひぐらしよりも退行してしまうよ。

物語のラスト
戦人がベアトリーチェを引き継いで(犯人になって)ベアトを解放、しかる後にゲーム盤に参入して他のメンバーと協力してゲーム盤(六軒島連続殺人事件)を打破とかだと燃える。

そういえば
縁寿って誰に殺されたんだろう。天草、かなぁ。霞を殺したなら縁寿も殺せば右代宮の財産楽に手に入りそうだし。六軒島に全員集合するって完全に読まれてそう。リークしておけばさらに確実。

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2008年9月 8日 (月)

叙述トリックなのか?(うみねこのなく頃にEp3をやった)

■「空の境界 第五章」を観てきた(ネタバレ)

時系列とか、場所、視点をぐちゃぐちゃにすることで訳をわからなくする構成。とかは置いといて一番不安にさせたれたのが、「この映画、いつになったら終わるの?」
今までの1時間くらいの尺に慣れていたし、途中でアイキャッチみたいなのが入るから今回はてっきり前後編なんだろうと思っていたのだけど、話の半分くらいを過ぎても終わらない。かなり終盤になるまで別の意味でハラハラしてた。
お話はついに黒幕登場だけど説明が少なくてわかりづらいので凄さが伝わらなかった。
今回は得物が大きいんだから戦闘シーンは設定を変えてでももっと広い場所の方が良かったと思う。
式と巴が背を向けて歩き出すシーンはhollowのラストみたいで良かった。でもこっちが先か。

■うみねこのなく頃にEp3をやった(ネタバレ)

コミケ3日目の夜、閉店時間までにとらに辿り着くことができず、でもまぁ、Ep2のときはいつまでも売れ残ってたからすぐに手に入るだろうと思ってたらあっという間に売り切れ。なんか聞くところによると今回はすごい面白いらしいじゃないですか。Ep2より?そんなことあるの?
そして先週やっと入手。

開始しばらくは、Ep2の方がキャラの描写とか細かかったし、あんまり大差ないんじゃないの?とか思ってたけど、やられたっ!今度のラストはこんな形で負け確定イベントバトルかよっ!ずるいよっ!と、思ってたらさらにオチをつけられた!
もうやだ。なす術ないじゃん。魔女(というか作者)に踊らされてるだけじゃん。

↓↓↓以下、なす術もない考察(ゴミ)↓↓↓

・碑文の謎
Ep2のときは魔女からの手紙でしきりに碑文の謎を解かせようとしていたから今回はそれを解いたらどうなるかが見れて超ラッキー。
秀逸なのは碑文解明への話の持って行き方。魔女の正体から動機まで全く自然な推測だった。むしろ何でこれまでこういう話の流れにならなかったのかが不思議なくらい。犯人は全話とも碑文を解かせたがってるから、「驕り」じゃなくて金塊のありかを知りたかったんだろうけど、あの昼食のメンバーに犯人がいるなら毎回「碑文解こう」って話に持っていくはず。じゃあ逆に考えるとあの中に犯人はいなかったんじゃね?

碑文そのものの謎は「ヒント出しまくってるのにまだ解けないの?ぷっ、くく」的な作者の限りない悪意を感じるんだけど、うみねこが発表されて約1年、(おそらく)誰にも解けてないことからたぶん重要なピースが抜けてるんだと思う。金蔵の故郷の地理がわからないと絶対に解けないとか。ただのなぞなぞなら絵羽は書庫に行く必要がなかったはず。

・魔女とのゲーム
今回も色々出てきたけど、やっとルールがわかってきた。単純化すると、

戦人が「トリックは人間に可能だ」と主張する(トリック自体は「悪魔の証明」だから説明しなくていい)
魔女は「トリックは人間に不可能(大意)」と赤で宣言する
上記②の赤が意図的にカバーしてない内容を見抜いて復唱させる。

・・・Ep2の時点で分かれって話ですね。ごめんなさい。

例えばこれを「テレビのブラウン管妖精説」に当てはめると、
テレビにはコンセントを挿してスイッチを入れると強い光(電子)が飛び出す装置がある。この光を画面に映すことによりテレビ画面を見ることができる。
コンセントに光は通ってない。しかしテレビの映像の本質は光である。よって妖精の仕業である。
③-1 くそっ。コンセントに光が通ってないんだったら映像が見れるわけないじゃないか!? →リザイン
③-2 光以外の何かが光に変換され映像を映してる →チェック

おおまかこんな感じなんだろうけど、上の例だけ見るなら圧倒的に戦人が有利なゲームである。あんな抽象的な説明で勝ててしまうんだもん。
恐ろしいのは何の違和感もなく③-1に話を持っていってしまう竜騎士07様の手腕。難しいトリックは考えたけど、ゲームに勝つこと自体は簡単だよ。なんで勝てないの?バカなの?

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・ベアトの最後の赤
ラストのオチをつけるための壮大な釣り(デレ)ではあったんだけど、なんであんなことする必要があったのか。放っておけば魔女の勝ちになってたのに。
気まぐれで大リスクの釣りをしてみたかったのか。エヴァに戦人を取られるのが嫌だったのか。あのデレ(釣り)が本心でオチがツンだったのか。
憎らしいことにどれもベアトの行動原理に反しないのである。だから真相がわからない。
しかし、良く考えるとあのときだけ戦人がリザインすれば良かっただけの話じゃないか。だとすれば釣りをしてみたくなったのもわかる(どうせ完全勝利できないんだから)。逆に戦人は自分で1回でもリザインしたら負けだと考えているならゲームがある程度対等でおもしろい。
いずれにしても第三話で出すような手じゃないと思った。泣けたけど。
お茶会でラムダに叱られてたのも、この件込みじゃないかとも思った。ラムダかわいいよ。

・縁寿って・・・
魔女としてゲームに参加するんだよなぁ。赤が使えるなら、魔法は存在しないって言うだけで終わりだし、まさか19人目として羽入みたいに参加するのはいくらなんでも掟破りすぎだし。
でもまたすごい展開になるんだろうなぁ。今度の負け確定イベントバトルはこの子か!?

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2008年8月19日 (火)

明るい道を歩いた

コミケで三日亭の本をお手にとって下さった方、ありがとうございます。

私にとってコミケは、遠く離れた友人達と会う機会でもあったわけですが、今年はついに訪ねる人もほとんどなくなりました。いつかこうなるだろうとは思っていましたが寂しいものです。みんなアニマルのように並び、アニマルのように買っていた頃が懐かしい。

■「バクマン。」を読んだ

「デスノート」の作者コンビの新連載。原作と作画の主人公2人がコンビを組んで漫画を作る物語。いろいろ小ネタが仕込んであっておもしろい。
気になったのは、作画の方の主人公が「確率が低いから」「多分面倒臭いから」という理由で漫画を描くのを拒んでたところ。これはわかるような気がするし、共感する人も多いのではないか。これがこの漫画のテーマで方向性であるならおもしろくなると思う。こういった人間が次に考えることは、「どれだけの労力を費やせばどれくらいの見返りが得られるのか?これが見合わないものならヤラネ」ということになり、つまり、どの程度の才能の人間が何時間絵を練習して何時間原稿を描けば漫画家になれる(そして継続できる)のですか?手っ取り早く答えを教えてください><!これが大場つぐみが応えようとしている市場のニーズであると信じたい。

ただ今回のコミケで他のサークルさんから話を聞いたのだけど、セミプロくらいでやってるような人はちょっと常軌を逸する生産量らしい。やっぱり根底にものすごい情熱がないとダメな稼業なんだろう(いわんや連載でやってるプロは・・・)。おそらくこれが漫画家の真実で、この真実をうまく隠しながら「バクマン。」には夢見がちでやる気のない私らに夢を見せてほしいです。

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2008年8月14日 (木)

冒険しない子供たち

■「崖の上のポニョ」を観てきた。(ネタバレ)

何だろう。控え目に表現することで大人が目を背けたいものと向き合わされる映画だと感じた。あと、この映画でオタク的な楽しみ方以外でおもしろい感想を書ける人はすごいと思う。

目を背けたいもの

その1:死
老人たち。子供の頃に祖父母に会ったときのことを思い出す。どうして自分と同じに駆け回れないのだろう。しわだらけの手に触れるのが実は怖い。そういう本能的な死に対する不安。20代になって忘れていたことを呼び起こしてくれる。

その2:罪
環境破壊。そこかしこに出てくるゴミ。今までは見えないところに捨てていた、誰かが片付けてくれていたけど、すぐにでも溢れかえる。自分には関係のない問題だけど視界にゴミがあるのは許せない。誰に責任を押し付ければいいんだろう。

その3:無鉄砲な大人
宗介のお母さん。この映画の良心のように見えてそうでもない。車の運転は荒っぽいし、交通整理(港の保守)の人の言う事は聞かない。夫婦喧嘩を子供に隠しもしない。これで宗介が「女の子が海に落ちた」と言ったときに取り合わなかったらアウトだったけど、危ういバランスを保っている人。
そして野原みさえほどコミカルでもない。
大人になってもどこか享楽的で、そんな自分に何の疑問もないけど、他人がそれをやってるのを見ると、小さな違和感が連続してしまう居心地の悪さ。

それから
この映画は中盤よくわからないところで盛り上がって、終盤ストンと終わる奇妙な構成をしている。でもこれは「AIR」で言うならDream編のみのお話なので当然かもしれない。観た人の内のいくらかはそれぞれAir編を想像するのだろうけど、宗介とポニョがセカイを閉じず、みんなと協力して困難に立ち向かったならきっと良い未来が待っているに違いない。というのがひぐらし的な最新のアプローチです。

■「スカイ・クロラ」を観てきた。(ネタバレ)

ポニョを観たならこれも観なくちゃいけないと思った。

動機のない主人公とよくわからない世界を舞台にして面白い映画を作れるのか?という難問に挑戦した意欲作。期待以上のつまらなさだった。

テーマは、
戦争なんてやったことないけどあんなのくだらないっすよ。子供の遊びっすよ。それでガキはが大人に勝てっこないっすよ。でも大人もロクなもんじゃないからそこは、な?わかるだろ?俺はわからんけど。
とか、そんな感じ。

ポニョは最初の1分でその世界を表現してたけど、こっちはそれに時間をかけた分、40分くらい長かったんだと思う。

他はあんまり書くことないけど、草薙女史はすごかった。無鉄砲で死にたがりな上に部下を殺したがり、当然信頼がなくて部下に殺されかける。絶対上司になってほしくない。バトーやトグサが喋ってようやくサマになるセリフも子供の声だから台無し。いや、これは萌えポイントか。あと、ビッチなのもポイント高い。

■「百目の騎士」を読んだ(ネタバレ)

久々に心震える糞漫画を読んだ。すごく良い。

昔、電撃萌王か帝王か何かで読みきり(?)を描いた漫画家さんの原作つき連載。読みきりの絵が鬼気迫るものがあったのでちょっと気になってたんだけど、2巻の表紙が良かったので1巻とまとめて買ってみた。ちなみに2冊で打ち切り完結。今回の絵はあまり鬼気迫らない。

軍隊内の鉄建制裁がテーマ。というわけではないんだけど、そればっかりやってる。

組織内の理不尽な暴力が気に食わず、主人公補正をいいことに目上や他所の人間を殴りまくるわレイプするわ遣りたい放題の主役。
自分は非力なので頭脳プレーで主人公をけしかけるヒロイン。
そんな2人にはいつしか奇妙な信頼関係が生まれ・・・という吐き気がする内容。
こいつらは鉄拳制裁がなくても組織内のあらゆるものが気に食わずケンカしまくるに違いないし、誰にもケンカを売られなかったら当然のごとくその矛先を弱い者に向けるであろうことが容易に想像できる史上最低の主役コンビである。

ただ、この後どんなふうにでも物語が広がっていく可能性があるのが良い。主役に倫理観がないからどんな糞ったれな事だってできるし止める人間もいない。まさにフリーダムといったところ雑誌廃刊に伴い打ち切り。続きを読みたいなぁ。

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2008年5月27日 (火)

もうやだ

初恋限定。が終わってしまった・・・

なんであんな良い漫画が終わってしまうんだ!?
絵も話もものすごい良くて、さらに作者が楽しんで描いてるのまで伝わってくる傑作だった。
あまりに早すぎる・・・


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2008年5月26日 (月)

今月は4日連続で満月でした

例大祭に行ってきた。
雨の中で入場待ち。そして中はコミケ以上の人口密度だった。
昼を過ぎてもカタログを買えなかった人の入場待ちの列が伸びてて驚いた。
今までいくつかオンリーイベントとか行ってみたけど東方はケタはずれだ。
Fateが出た次の年の蒼月祭だって都産貿の1フロアで平和なものだった。(確認してみたら今年の蒼月祭は17サークル・・・)
コミケで西ホールを全部占領する日とかが来るかもしれない。

ひぐらしの映画を見た(ネタバレ)
普通の鬼隠し編だった。内容は全部知ってるから特に驚くところはなかった。
でも一緒に見に行ったサークルの相方は映画を見たあとで原作を始めると言っていた。きっと面白かったんだと思う。
続編を製作予定とのこと。綿流し編になるのか解決編になるのか不明。
沙都子が空気だった。

気付いたこと
・はじまりのシーンが雛見沢停留所でポイント高い。
・レナがゴミ捨て場の廃車に近づく圭一をさりげなく呼び止めるのが良い。
・魅音がいつも黒い服で背中を隠してるのがよかった。でもあれじゃ隠し切れないよ。
・途中で詩音が出てきてるシーンがあるよね。
・警察の電話が原作と同じっぽかった。
・エンジェルモートはもっと気合いを入れてほしかった。
・ラストで圭一が2人を殺っちゃった事件の捜査本部みたいなのが出てくるけど、原作の設定通りなら雛見沢村は全滅してるはずだからそれどころじゃないはずだよね。そもそも鷹野さんと入江が事件後に一緒にいるのもおかしいはず。
祭囃し編ではどうだったっけ?やり直さなくては。

猫の居る休憩所299に行ってきた。
池袋のお店。今まで行った猫カフェの中では一番広くて作りこんであったと思う。ポイントカードを見てみたら町田のねこのみせと同じ系列らしい。言われてみれば同じような小物が置いてあったような。
猫は6匹くらいが常駐とのこと。店の中は広くて快適だけど、逆にネコがに動きまわれる空間も大きいということなので、追いかけないと触れない。そんなわけで連続して写真を撮ることも難しい。ネコにとってはそっちの方が良いのだろうけど。痛しかゆし。

ちなみにそのビルの下の階には女性無料の漫画喫茶というのがあって、地下にはゲーマーズができてた(!)。なかなかおもしろいことになってる場所だった。
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田中久仁彦氏の画集がついに出る!?
もう何年待っただろう。覚えてる限りでも2002年には画集の件で友人と盛り上がった。話自体は20世紀の頃からあったかもしれない。何にせよめでたいです。

近所のカエルが鳴き始めた
いつもならGW明けには鳴いてたはずなんだけど今年はどういうわけか聞こえなかった。天変地異の前触れかとも思ったけどとりあえず安心。

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2008年4月15日 (火)

裏の裏の裏は裏

アニメを見た。

「図書館戦争」
謎が多かった。
体育会系の組織ってあんなに簡単に上司に逆らっていいのだろうか。
幼女が買おうとした本が本当に有害図書だったらどうするんだろうか。
本を守るための戦いが戦うために本を守ってるだけになったりしないのだろうか。
そもそも、有害図書なのに出版できてる不思議。
きっと図書館隊の人は偉い人にそそのかされてそのうちクーデターを起こすけど、そこに立ちはだかるのが主人公たちとかそんな感じ。

「マクロスFRONTIER」
そういえばアクエリオンも主人公が1話で誰かのロボットを乗っ取ってたような気がする。

今週のジャンプ
初恋限定。がとうとう最下位になってしまった。
どう考えても今ジャンプで一番おもしろいのに。
こないだきゅうりの人がメガネを外した途端、カッパの人がやる気を失ったのには眼鏡っ子萌えの心意気を感じたものだけど、今週は旅!みなぎってきたぜ。

「ノノノノ」
2週間前に買ったのを昨日やっと読んだ。
「エルフェンリート」の作者の次の連載。
スポーツもので主人公は天才。天才だけど分身したりスタジアムを吹き飛ばしたりはしない。スキージャンプの話なのでただ飛ぶだけだけど、この盛り上がり方は一体なんだろう。かなりの興奮。あと何回か読んだらまた感想を書きたい。

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「EXEXE」岡本倫短編集に収録
基本は「ゆうやみ特攻隊」と一緒だけど、描く人によってこんなにも違うものなのだろうか(どちらも良い)。無駄に設定の多い漫画にしたらきっと凄く面白い。私が真っ先に飛びつく。今のジャンプに必要なのはこれなんじゃないか、とさえ思う。
いつか連載読んでみたい。

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